カフェ頼政道

8月4日 第68回 カフェ頼政道  「れもんカフェ」(初) 終了しました。



 今回は通常のイベントに加え、宇治市認知症カフェ(れもんカフェ)を開催いたします。

れもんカフェ

11:30~13:00 ランチタイム
13:00~14:00 イベント「たくろう&あきひと」
14:00~15:00 宇治市認知症カフェ「森先生のお話と交流会」

13:00~14:00 イベント「たくろう&あきひと」

平成23年9月に来てくれた時は小学5年生・・・あどけなかった彼らも、今は中学生になりました。拓郎くんの父(スリーフィンガー)とみさん、暁仁くんの父(満月堂)ゆうさんも一緒にご来店です。

<感想とお礼>
本日のライブパフォーマーは「たくろう & あきひと」の二人です。2年前に初登場で今回は2回目、もちろんカフェ頼政道の歴史上最年少のアーチストです。天使の歌声とも隣の人間国宝とも言われるたくろうくんはもう中学生1年生、お父さんはスリーフィンガーのとみさんです。一方あきひとくんは成長期まっただ中の同じく中学生1年生です。お父さん(満月堂のゆうさん)が見上げるような身の丈です。
今回も保護者が付き添いの登場ですが、ライブは前回と異なり、二人のみでの演奏です。このことだけでも彼らが成長したことがわかりますね。
さてライブですが、前回とは違い非常に安定した歌唱と演奏でしたね。時々は恥ずかしいとも罰が悪そうともつかない表情が垣間見えることがありますが、たくろうくんの清涼感のある高い声がカフェ全体に流れます、隅々までに。たくろうくんの声は最後まできれいに伸びていきます。声を高くしたり伸ばしたりするには上半身の姿勢の良さや喉や舌の柔らかさが必要ですが、二人はかなりの緊張感の中であるにもかかわらず、余分な緊張を排除できているのだと思います。
大きくなったあきひとくんは曲紹介だけではなく、曲と曲の間に2年前のライブのことに触れたりしながら、「質問コーナー」も作ってくれて盛り上げてくれました。参加者との間合いやたくろうくんの息にも心を配りながらの進行です。一方、演奏では誕生日に買ってもらったギターを文字通り我がものとしていて2年前とは全然違う「ギタリストあきひと」でした。
私たちは彼らの音楽を楽しんだだけではなく、彼らの成長を確かめる楽しみを味わいました。その御礼に彼らには頼政道の森に鹿が残してくれた角をプレゼントしました。
さて成長は若者のみに与えられる特権でしょうか。シニア世代には成長はないのでしょうか。NOです。最近の研究でいろいろなことがわかってきました。人生の最後まで、発達を遂げられるということですから、私たちシニアも もうひと頑張りしましょう。

当日の演奏曲
あの素晴らしい愛をもう一度、 白い色は恋人の色、 翼をください、 ビリーブ(かどさかのお気に入りです)、
なごり雪、 卒業写真、 夢の中へ、 上を向いて歩こう

本日のライブは泰子さんのご努力でyou tubeにアップされています。「たくろう & あきひと」で検索してください。

頼政道 頼政道
頼政道

14:00~15:00 宇治市認知症カフェ 「森先生のお話と交流会」

いつものカフェの後に、皆さんと認知症について考えたいと思います。宇治市認知症カフェとは、認知症についての正しい理解を啓発し、誰もが地域で明るく前向きに活動することを目的にした事業で、その呼び名も「れもんカフェ」と言います。25年度に宇治市内4か所で実施され、NOP法人カフェ頼政道もその一つの拠点として、宇治市から事業の委託を受けました。いろいろな事を学べ、生き方についての示唆が得られると思います。

宇治市認知症カフェの活動は新聞記事でも紹介されています。
  ・平成25年6月20日 京都新聞  記事はこちらからご覧いただけます。
  ・平成25年7月 1日 朝日新聞   記事はこちらからご覧いただけます。

  京都新聞の記事内容を読みやすく、以下に記載いたします。

山城初の認知症カフェ、宇治市と府立洛南病院が開設

初期の認知症患者と家族を支援するため、宇治市と京都府立洛南病院(同市五ケ庄)は、山城地域で初となる認知症カフェを29日に同市槙島町に開設する。医師ら専門職を配置し、早期のケアと治療に結び付けるのが特徴で、9月までに市内4カ所に相次ぎ誕生させる。

 認知症患者を地域社会で支える市の取り組みの一環。同病院の医師、森俊夫さんが昨年12月から試行する認知症カフェを引き継ぎ、運営と企画は市福祉サービス公社(同市宇治)に委託する。

 症状が軽い初期の認知症は発見が遅れがちで、専門的なケア体制も確立していない。カフェでは患者や家族同士が悩みを話し合うなど交流し、参加する医師や「認知症コーディネーター」の社会福祉士にも気軽に相談できる。地域住民へも呼び掛け、疾病に対する理解や予防を広める。

 当面、同市槙島町の地域交流型レストラン「リオス槙島」でカフェを月1回開く。7~9月に東宇治地域福祉センター(五ケ庄)、NPO法人が運営する「カフェ頼政道(よりまさみち)」(平尾台)、西小倉地域福祉センター(小倉町)の順にオープンする。

 森さんは「当事者が安心できる『居場所』と、重症になる前に専門職と出会う『前線』の拠点にしたい」と話す。カフェは市民対象で有料。コーヒーや軽食を毎回提供する。
市健康生きがい課TEL0774(20)8793。


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