「第108回 カフェ・頼政道」 9月6日
終了しました
「二胡と浴衣」
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2015年9月6日 第107回カフェ頼政道「二胡と浴衣」感想とお礼
今日は2年ぶり夕涼みカフェ。
午後の4時30分から開場。開場前から来店される方もいる。(カフェは楽しいからね)メニューはビール、おでん、チーズ、枝豆などなど(ちょっとした居酒屋気分ですね)。
参加者皆さんはいつものとは違った時間帯、違う雰囲気に言葉も弾む。普段はお家では飲まない(飲ましてもらえない?)ビールを一口、ちょっとした「不良高齢者」です。(「不良」っていいですよね、若い時に戻った感じがする!)ホールでは浴衣美人がおもてなし。浴衣姿が清楚で適度な色気を醸し出します。
さて、17:30から国松伸行さんによる二胡の演奏です。
二胡は大変シンプルな弦楽器ですが、哀愁を帯びた深い音色がでます。二本の弦を間の挟んだ一本の弓(馬の尾で出来ている)で弾く伝統的な中国のものです。琴の筒の部分の表面はニシキヘビの皮からできているそうです。そのような材質の特異性や弦を左右に引くと思えば上下にスライドさせるそして時には指で弦を弾く、という静かに見えてダイナミックな演奏のため大変幅のある音がでます。
さて国松さんは宇治シティオーケストラでチェロを弾いておられた経歴がおわりです。永年の音楽の経歴を活かして現在は近くの音楽教室で二胡を住民の方々に教えておられる先生です。その国松さんの演奏でカフェの夕闇はしずかに深くなっていきました。演奏された曲を紹介いたします。
蘇州夜曲(服部良一)
草原情歌
何日君再来
荒城の月(滝廉太郎)
さくら貝の歌(八州秀章)
花(喜帰昌吉)
ただ一度だけ(映画「会議は踊る」より ヘイマン)
ララのテーマ(映画「ドクトル・ジバコ」より)
賽 馬(二胡の代表的な曲 広い草原を疾風する馬)