「第107回 カフェ・頼政道」 8月2日
終了しました
「きのしたマジックショー」
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2015年8月2日 第107回カフェ頼政道「きのしたマジックショー」感想とお礼
本日のランチは梅・しそご飯、かぼちゃの煮つけなどなど。
本日のパフォーマーの木下さんはれっきとした大会社のサラリーマン。
中学3年生の頃に将来手品師になろう?いやそれは無理だから、クラスの人気者になりたくて?いや、それも無理だから、そうだ人前で上がらないように?などいろいろな事情で、この世界にふれて約40年の強者手品師です。
マジックをしはじめる動機のことはさておき、この長き手品人生の道のりにはマジックの面白さだけではなく、多くのご苦労とその苦労を吹き飛ばすような感動があったことが想像できます。そのご苦労の一つが準備だろうと思います。体調の管理はもちろん、マジックならではの丁寧な下準備をされてきていることでしょう。その彼の足元にちょっと大きめの年季の入った鞄。失敗を反省して新たに加えた工夫、もっと喜んでもらおうとする努力が彼の運んできたこの鞄に詰まっています。
さあぁ赤い大きな法被を羽織って登場、さてマジックショーのはじまりです。
大きな風呂敷から飲み物やボールいろいろなものが出ました。最初から大技です。
どこから出したの?と考え込んでいるうちに、次の驚きが現れます。今度はちょっとかわいいマジック。書き込みのあるお絵かき帳がまっさらのお絵かき帳に変貌しました。なぜ?と悩んでいるうちに、結んだ赤色と黄色の布の手品、この2つがあっという間にばらばらに・・・・何故?
マジックは息もつかせぬ早さで次々登場。
切ったはずのロープは切れていない「切れないロープ」、それからただの紙切れが「正真正銘の千円札」になる錬金術、わからないはずの「伏せたトランプ」を的中する透視術・・・驚きと錯覚、騙される悔しさと快感、しかし悔しさや悩みは蓄積しない。悔しさや悩みは私たちを追い詰めない、かえって心地良い。あっという間の45分間でした。
騙されるのは楽しい。
悩むことは愉快だ。
驚かされることは快感
マジックの前では 詐欺など底の浅いものです。