第69回 カフェ頼政道 「満月堂」さんの美しいハーモニー 9月1日
終了しました
「満月堂」さんの美しいハーモニー
平成23年は2月と5月に、24年は7月に続いて、1年ぶり4回目のご来店です。六峰さんの「平和堂ではありません」を久しぶりに聞きたいですね。楽しいお話と美しいハーモニーで、私たちに元気をいただきたいと思います。 六峰さん、池さん、雄さん、出番ですよ! |
満月堂 IN カフェ頼政道 2013年9月1日
ろっぽーさん、池さん、ゆうさんへ感謝とお礼
演奏の前に日帰りバスツアーのご案内の際、前回と同く池さんによる今年の頼政道バスツアーの行き先、長浜・近江八幡の見どころについて話をしていただきました。独壇場というのでしょうか、立板に水というのでしょうか、池さんは止まらない。参加者は改めてびっくりでした。湖東の関連で出たホタルの話、正確に言えばホタルの幼虫の話、桜の花が散って2週間後に蛍の幼虫が川から桜の木に群れ飛ぶ光景はちょっと感動しますというものです。そういえば、昔読んだ宮本輝氏の「蛍川」にその風景を描いた個所がありました。それにしても池さん本当に物知りです。
さて、本日の演奏された曲は以下の通りです。
①風来坊
②白いブランコ
③いちご白書をもう一度
④少年時代
⑤夏の思い出(みんなで)
⑥浜辺の歌
⑦青い山脈(オーケストラで)
⑧四季の歌
⑨涙そうそう
⑩夢一夜
⑪人生の扉
⑫宇治物語
⑬見上げてごらん夜の星を(アンコール)
1時間のライブの前半はすこしスローペース。参加者の様子を見ながら、いつものメドレー「風来坊」「白いブランコ」「いちご白書をもう一度」。 それから唱歌をみんなで歌う。ゆうさんの指導でみんなの声も徐々にではじめる。ゆうさんの歌唱指導が熱を帯びる。みんなで前奏のチャンチャカチャーンからはじめる「青い山脈」で前半の大きな山場を迎える。カフェ全体に大きな一体感が広がります。それから後半です。「四季の歌」「涙そうそう」と続く。六峰さんやゆうさんの優しい声が私たちの気持ちをやわらげ、マンドリンが伴奏に加わった「夢一夜」でみんなうっとりです。(特にMさんのお奥さんは聞き入っていました)。「人生の扉」も歌っていただきました。いい歌詞だなと改めて思いました。最後の歌はオリジナルの「宇治物語」。
アンコールは私の希望を聞いていただき「見上げてごらん夜の星」です。昨年と同様に曲の最後近くで伴奏が中断してアカペラ合唱となる。満月堂さんと参加者の間にあったすこしの垣根もとれる。カフェ全体に静かな連帯感が生まれる。定かには思い出せませんが、昔、小さいころこんな気分を味わったことがある。
音楽はそもそも共同体のなかで人と人を繋ぐためにあったものです。労働歌しかり、ゴスペル(聖歌)しかり、お祭りの音楽しかりです。音楽は今のような商品ではなかった。そうです。満月堂さんが奥底にある記憶をたどることを私に誘い、そして音楽のもともとの成り立ちや意味を気づかせてくれました。
満月堂さんありがとうございました。次回は是非4人のフルメンバーでおいでくださいませ。
2013/09/12 門阪 庄三