カフェ頼政道

「第62回 カフェ・頼政道」 4月21日

終了しました

関西SPレコード愛好会の皆さんによる  想い出の流行歌

LPレコードが普及する以前、昭和30年代前半まで作られていたSPレコードで当時の流行化を聞かせていただきます。SPレコードの溝の中に刻まれた当時の生演奏を響かせると、その頃の情景がよみがえってきます。当時の音の振動をそのまま響かせるアナログ技術だからこそ味わえる臨場感は素晴らしいものです。青春時代にタイムスリップ!
     曲 目
 1.港町十三番地(美空ひばり)
 2.東京のバスガール(コロムビア・ローズ)
 3.柿の木坂の家(青木光一)
 4.喜びも悲しみも幾歳月(若山彰)
 5.からたち日記(島倉千代子)
 6.ここに幸あり(大津美子)
 7.古城(三橋美智也)
 8.別れの一本杉(春日八郎)
 9.有楽町であいましょう(フランク永井)
 10.純愛(三浦洸一)

4月21日 第62回 カフェ頼政道は関西SPレコード愛好会の皆さんによる
「SPレコードで聴く想い出の流行歌」でした。

第一部 「想い出の写真」
恒例の写真鑑賞です。門阪先生が古い写真をOHPで投影しました。
1枚目
「えぇ!! やっぱり樋口さんって若い時はヒコウ少年だったのです!!」 
写真前列にはくりくり坊主の少年たちが神妙に。その後ろには年長さんと教官が!正式には「少年飛行兵学校」の第二期生だそうです。 学校は木津町にあってそこで半年間訓練したそうです。 偶然にも米子の学校の元生徒がおられ、この軍国少年2名にハイジャックされ会場は国防色になりました。
2枚目は
20代前後の女性の写真。色白のふっくらとした美人でとっても表情がいい。(=おしあわせそう)
昔の女優さんのブロマイド? 僕の好きな日活の笠森礼子(=葉山良二の相手役)とよく似た方。
なんと! ○○さんではありませんか? すごぉ~い!!

第二部 「SPレコードで聴く想い出の流行歌」
関西SPレコード愛好会の吉田、佐野、中西、周田さんの4名がお見えになりました。
「SPレコード」が好きでたまらない方ばかりです。世に鉄道やアニメの「オタク」いることは知っていましたが、本物の「オタク」を目にしたのは初めてです。ところで皆さんはSPの「S」ってSHORTのSでなくてSTANDARDの「S」だって事知っていましたか? いよいよ針がおろされると「ザリザリ! ガー」とすごい音の後に、小阪一也のサイックリング! サイックリング! ヤッホ~! ヤッホ~!~  
    
① 「青春サイクリング」が流れてきました。 うぅ。なつかしい~。 ひたすらなつかしい~。 僕は当時中学生でした。 続いて。

②「喜びも悲しみも幾歳月」 若山彰     
おいら岬の燈台守は~
映画見ました。映画館で。 覚えています、冒頭のシーン。 佐田啓二がべっぴんの嫁(=高峰秀子)をつれて灯台に赴任してくるのです。 佐田啓二はいつも腰に手ぬぐいをさげ下駄を履いていました。 あのころは誰もが真面目で必死に仕事していたんだなあ~ まさに青春時代にタイムスリップ。 続いて。

③ ここに幸あり 大津美子
④ 別れの一本杉 春日八郎
⑤ 哀愁列車 三橋美智也
⑥ 柿の木坂の家 青き光一
⑦ 東京のバスガール
⑧ からたち日記 島倉千代子
⑨ 純愛 三浦光一
⑩ 有楽町で逢いましょう フランク永井

セピア色の音楽がカフエーにあふれました。 曲毎にオタクならではの解説がありましたが客席からも
「アナログSPの方がCDよりも艶や張りがある。」 「ギター演奏では指がフレットを這うのが聞こえる」
「民謡で鍛えた三橋美智也の高音がたまらん」 「NHK放送ドラマを聴いた」 「レコード 持ってた」
「デートでこの映画を観た」等々
途中に体操や針の置き方の体験もあり、想い出の一時間半が過ぎました。 雑音がもっとひどいと覚悟していましたが、保存状態が良いのか音質はとてもよく、かすかに聞こえる雑音もむしろ心地よい気がしました。(=すでにオタク?) きっと、スタッフの方が取り扱いや保存にとても気を配っておられるのでしょう。 
SPレコード保存のコツは「人には絶対に貸さない」との事でした。 そしてSPレコードと真空管アンプはとっても相性がいいんですね。 我らのY先生は「クラシックが訊きたかった」ようです。 私は三橋美智也の「たっしゃでなあ~」がききたかったです。 

皆さんはどうでしょう?  次回は皆さんからのリクエストもいれていただきたいですね。
最後に「オタクはうつる!」そうですから十分に注意しましょう。

2013-04-21 2013-04-21
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2013-04-21 4月21日ランチメニュー
頼政道カレー