「特別 カフェ・頼政道」 2月24日
終了しました
おいしいお茶の淹れ方 桑原善助商店代表取締役 桑原秀樹さん
木幡の宇治茶問屋、株式会社桑原善助商店の社長さんであり、日本茶インストラクターの桑原さんに、お茶のおはなしとお茶の淹れ方について実演していただきました。桑原さんは昨年 「抹茶の研究」という本をお書きになり、第22回紫式部市民文化賞を受賞されました。おいしいおやつをいただきながらお話しを聞き、おいしいお茶をいただきました。
感想とお礼
本日のランチは佐井さんレシピの和風ハンバーグと白菜スープでした。シェフの佐井さんが今回は前日に用事があり、準備ができない悪条件のもの、キッチン班の藤井さん、森田さんご苦労様でした。
本日は木幡の宇治茶問屋、株式会社桑原善助商店の桑原秀樹さんの登場です。
桑原さんは昭和24年のお生まれで早稲田大学政治経済学部を卒業されて、現在は株式会社桑原善助商店の社長さんであり、日本茶インストラクターでもあります。本業のみならず、京都や宇治の茶業組合の活動も活発にされています。その多忙な仕事の合間を縫って、昨年「抹茶の研究」という本をお書きになり、第22回紫式部市民文化賞を受賞されました。そこまで知ると、桑原さんがすごく剛健な人だと思ってしまいますが、実際お会いしてみると優男でジェントルマンでした。
実は私も桑原さんの同時代に早稲田に通っていましたので、昔の話もさせていただきました。同窓ということもあり、非常に親近感をもつことができました。学生時代も大変活発で学業もさることながらいろいろな活動をされたようです。
さて本題です。お茶のお話とお茶の上手な淹れ方について話をしていただいて、それからお茶の淹れ方を実演していただきました。桑原さんは口調も滑らかで声も大きく、話の内容も面白いのであっという間の1時間でした。
まずお茶の歴史。「抹茶が最初で煎茶はあとから作られた」にみんなそうだったのかと頷く。それからお茶の上手な淹れ方の話。たくさんポイントを教わりました。「まずは急須を温める」「煎茶の時のお湯の温度は70度」「急須にお湯を注ぐ時はお茶の葉を避けるように急須の脇に注ぐ」「急須にお湯を入れておく時間は1分」。それから「お茶のエキスは0.5%しかでない」「一人分のお茶の葉は約2~3g」「1人分淹れるときのお茶の葉は1人分ではなく2人分」「カテキンとアミノ酸」「100gが1000円くらいのお茶を」「お茶選びは自分の好みで」・・・。
さて皆さんどこまで覚えましたか。
今日の勉強のお陰で、美味しいお茶を飲んで 至福のときを過ごせそうです。みなさん煎茶を楽しみましょう。お茶を。