「第33回 カフェ・頼政道」 11月20日(日) 11:30~15:30
終了しました
♪秋の音楽祭「世界のオルゴール」と「日本語でシャンソン」
出 演
辻井裕美さん
19年前に若年性パーキンソン病を発症。治療を続けながら、
「美しい音色で多くの人に優しさと元気を伝える」ために、
7年間で400回を越えるオルゴール演奏会を開催してこられました。
増田裕子さん
20年前に網膜色素変性症(眼の難病)の治療とリハビリのため京都へ移り住む。
10年前から歌を習い始め、現在は、シャンソンとカンツオーネを日本語で披露されています。
「小雨降る道」「百万本のバラ」「悲しみのソレヤード」など。
「世界のオルゴール」と「日本語でシャンソン」の感謝とお礼
土曜日の雨も上がり、カフェの庭のもみじが見事に紅葉しました。秋の音楽会のは絶好の一日でした。今回おいでくださったのは二人の女性です。
一人は増田裕子さん。綺麗な声でシャンソンを歌って頂きました。
シャンソンはもともと悲しい女性がテーマにしたものが多いと聞いていますが、物語の悲しさのためだけではなく、情感のこもった増田さん歌唱に胸が詰まったのは私だけではなかったと思います。また曲の間には目の不自由な方が日常どんな場面でご苦労があるかということや小さい子供の一言で暖かい気持ちになったことを話しして頂きました。良い話を聞かせていただきました。
もう一人の女性は辻井裕美さんです。いろいろなオルゴールを使った演奏をして頂きました。また演奏の間に日々のお話やクイズなども織り交ぜて楽しいひとときを演出して頂きました。たくさんのオルゴールが登場しました。人形がシャボン玉をとばしてくれるもの、きれいな羽の鳥がさえずるもの、手で吹子を回して紙のディスクで演奏するものなど。まるでオルゴールの博物館がカフェにやってきたようでした。オルゴールの音色はなぜか子供の頃の懐かしい思い出と重なります。参加者の皆さんは子供の頃に帰ったような気持ちで帰途につかれたと思います。来年もまた来ていただけるとのことです。来年はクリスマスの頃が良いとの意見もすでに出ています。そうですね、オルゴールとクリスマス、シャンソンとクリスマス。乞うご期待ですね。
佐井さんの洋食もいけます。ハヤシライス、美味しかったです。
参加された皆さん、ありがとうございました。