カフェ頼政道

「第48回 カフェ・頼政道」 8月19日

終了しました

「67年前を語り継ぐ会」

1945年8月15(水)正午の玉音放送から、67年の月日 が過ぎ去りました。玉音放送は、戦争終結の詔 書を昭和天皇がラジオで読み上げたもので、今ではインターネットで当時の音声を鮮明に聞くことができます。
戦争を知らない団塊の世代も、すでにおじいちゃん、おばあちゃんとなった今、戦争や被爆の休験を語り継ぐことが 重要視されています。多くを語らず、日本の再建に奮闘されてきた先輩方、その胸のうちを少しでも私たちに教えて下さらそしてヽたくましく温かく私たちを育てて下さった先輩方の生き方をヽ私たちは胸に抱いて歩んでいきます。

「67年前を語り継ぐ会」 感謝とお礼

67年前に終わった戦争の体験を語る会を開きました。 多くの方に出席していただきました。

フィリッピン戦線から帰還された男性。
航空少年隊に志願された男性。
勤労動員で風船爆弾を作った女性。
大阪空襲の経験

などをお聞きしました。
その体験など忘れたいという人がいます。この平和な時代にそんな体験などには大きな価値はないと仰る。そう仰る方の顔を眺めているとそうなんだろうと思う。
現在すべての国民が67年前に終わった戦争の意味をはっきりした言葉で語ることはない。戦争や戦死した方々を犠牲にして我々が手にしたものがあるはずなのにそれを語り継ぐことができないでいる。それをはっきりした言葉、例えば「独立」のように叫ぶことが出来れば良いのだけれど、かつて叫ばれてきた「戦後の繁栄」が色あせてきた今それは以前ほど簡単ではない。
私たちは政治家でもないし歴史家でもない。したがって、戦後の大義を語ることはできない。そして戦争に行った方に「お国のためのありがとうございました」となかなか言えないでいる。かつての戦士や戦士の卵もその言葉を受け入れることを拒んでいるように思える。やはり不幸な戦争だったと思う。
だからこそ当時の出来事を私たちは聞いておかねばならなかったと思います。貴重な話をありがとうございました。

脳内出血を乗り越えた池田ご夫妻 脳内出血を乗り越えた池田ご夫妻
脳内出血を乗り越えた池田ご夫妻 脳内出血を乗り越えた池田ご夫妻
脳内出血を乗り越えた池田ご夫妻 ランチ
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